遠いところからの贈りもの
しりとりオブジェ・それぞれの福
500m美術館 vol.40「笑う門には福きたるーFortune comes in by a merry gate」
会場:札幌大通地下ギャラリー500m美術館
日時:11月19日~ 1月11日
家族や仲間がワイワイ楽しい時間を過ごすためには準備が必要です。 人の数ほど準備の仕方があると思います。 私は、まず字と字の間をしりとりでうめることにしました。 わ→ら→う→か→ど→に→は→ふ→く→き→た→る 思いもかけない物が出現しました。
五情のはりこ人形と鉄のリングの立体曼陀羅
さっぽろアートステージ2022キッズアートフェス
開催場所:札幌市民交流プラザ1階 SCARTモールA・B(札幌)
日時:
本作品は、東洋医学における五つの感情を表現した「五情のはりこ人形」と、社会の内外を象徴する「鉄のリング」で構成されています。高さ2メートルから3メートルの円錐形のはりこ人形5体がリングの周囲を囲み、観る者に感情の多様性と社会との関わりを考えさせる場を提供します。はりこ人形はそれぞれ異なる感情を示す表情を持ち、以下の5つの感情を象徴しています。
• 怒り (肝): 強い怒りの表情• 喜び (心): 笑顔の明るい表情• 考える (脾): 思索を巡らせる真剣な表情• 悲しみ (肺): 涙を流す悲しげな表情
• 恐れ (腎): 恐怖に満ちた驚きの表情、子どもたちには、自由に描いた感情の顔を紙に描いてもらい、それを人形の皮膚として貼り付けることで、作品に参加してもらいました。鉄のリングは、内と外の境界線または結界を表し、観る者に社会の顔と個人的な顔の両方を連想させる効果があります。このリングは、感情の表現が難しくなっている現代社会における「マスク社会」を象徴しています。本作品の目的は、感情を表現しづらくなっている現代において、子どもたちの純真なエネルギーとユニークさを取り入れることで、観る者に一時の清涼剤のような体験を提供することです。五つの感情を通じて、観る者が自らの感情に向き合い、社会との関わりを再考するきっかけを作り出します。