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About Me

ここでは私がART、パフォーマンス、鍼灸、3つの活動を中心に、これまで歩んできたことを簡単にまとめてご紹介します。 経歴とパフォーマンスの始まり 1998年、上半身裸に前掛け、ウサ耳の被り物を身にまとい、路上で突如として受け身を取るパフォーマンスを始めました。この独自のスタイルは周囲のリアクションを映像作品として記録し、私のアーティストとしての立ち位置を確立する大きな要因となりました。2002年には「とかち国際現代アート展デメーテル」に参加。ここから「祭の妖精」としてのキャラクターを持つ「祭太郎」としての表現活動が本格化しました。その後、札幌市主催のアートステージや美術館でのパフォーマンスを展開し、特にRISING SUN ROCK FESTIVALでは20年連続で名物パフォーマーとして登場し、全国のロックファンに広く知られる存在となりました。 ルーツの探求と個展 2024年、札幌の現代アートギャラリーCAI03で開催された個展では、自身のルーツに関する考察を作品化しました。私の祖母にはアイヌの血があり、曾祖父の故郷は古代祭祀主族にゆかりのある地です。この発見を基に旅を重ね、自身のアーティストとしてのアイデンティティを深めています。展示された作品は、神仏や祭りに関するイメージを約5年間にわたり具現化したものであり、父の死を経て繋がった弘法大師・空海の足跡を辿る旅の体験を元に制作しました。 心身の探求と治療活動 私は自身の身体と心の状態を真剣に探求し、文化や社会の中でのアイデンティティを模索しています。時には強迫観念や身体のねじれに直面することがありますが、その解決策として、内部感覚をオフにし、集中すること、作品制作やパフォーマンスを通じて自らを解放することに取り組んでいます。身体が固まり、問題が降り注ぐ中で、私は回復の力を持つことを自覚し、自己のルーツや先祖との縁を問い直す作業を続けています。 鍼灸師としての活動 2010年に鍼灸師の免許を取得し、北海道鍼灸専門学校臨床センターで主任として5年間勤務しました。2015年には合同会社maturiを設立し、2018年には「はり・灸・アトリエ 祭林堂」をオープン。現在は、治療家、美術作家、パフォーマンスアーティストとして多岐にわたる活動を展開しています。 アートの哲学と目指すもの 私のアートは、自然と人間社会が結びつくことで変幻し生き直すことが根源にあります。偶然の出会いが連続した中で、悩み、戦い、痛み、音楽、祭り、東洋医学など様々なモチーフを重ね合わせ、観客に新たな視点や体験を提供することを願っています。 私の「祭り」は、魂の流れを表現し、過去と現在を繋ぐ架け橋となることを目指しています。また、身体の表現を通じて深い哲学的な探求を行い、観客との対話を促します。今後の目標としては、独自の視点から日本の歴史や文化を再考する機会を提供できるアーティストを目指しています。

​これまでの3つの活動経歴をご紹介

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